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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科58巻1号

2023年01月発行

文献概要

特集 医師の働き方改革 総チェック 働き方改革の手法

—C-2水準でのサブスペシャルティ研修を目指す整形外科専門医へ—C-2水準に適合した手外科専門医取得のプロセスを考える

著者: 新関祐美1

所属機関: 1草加市立病院整形外科

ページ範囲:P.85 - P.91

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専門医を取得後,高度な技能を取得するための研鑽として年1,860時間までの時間外労働勤務が認められるC-2水準は,本稿が出版される2023年1月には初回審査が始まっている.C-2水準を理解し,どのように生かしていくかを,われわれ整形外科医自身が考えていかねばならない.要点は,B水準とどう使い分けるか,人事異動のフローにどう組み込むか,働き方改革の推進と修練の両立についてゴールをどう描くか,である.ここでは,C-2水準の指定要件,日本手外科学会認定手外科専門医の取得要件を説明し,C-2水準を念頭に置いた研修について示す.

参考文献

1) 厚生労働省.第11回医師の働き方改革の推進に関する検討会 参考資料.2020.https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000720677.pdf(2022年9月15日アクセス)
2) 厚生労働省.第17回医師の働き方改革の推進に関する検討会 資料4 審査組織の運用について.2022.https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000916400.pdf(2022年9月15日アクセス)
3) 厚生労働省.第17回医師の働き方改革の推進に関する検討会 参考資料5 C-2水準の技能研修計画(様式)C-2水準の医療機関申請書(様式).2022.https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000916407.pdf(2022年9月15日アクセス)
4) 日本手外科学会.第14回専門医試験(2023年4月22日)のお知らせ.2022.http://www.jssh.or.jp/doctor/jp/infomation/about_shikaku.html(2022年9月15日アクセス)
5) 厚生労働省.第12回医師の働き方改革の推進に関する検討会 参考資料1 医師の勤務実態把握マニュアル.2021.https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000794598.pdf(2022年9月15日アクセス)
6) 厚生労働省.第8回医師の働き方改革の推進に関する検討会 資料4 令和元年 医師の勤務実態調査.2020.https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000664123.pdf(2022年9月15日アクセス)
7) 日本整形外科学会男女共同参画・働き方改革委員会.整形外科医師を対象とした就業状況の現状と健康に関する調査.日整会誌2020;94(10):907-17.
8) 厚生労働省.第10回医師の働き方改革の推進に関する検討会 参考資料1 臨床研修医の労働時間と基本的臨床能力との関連性に関する検討.2020.https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000693035.pdf(2022年9月15日アクセス)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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