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文献概要
「整形外科卒後研修Q&A」とは
1972(昭和47)年より卒後教育研修等委員会(津山直一委員長)が発足し,各地で研修会が行われるようになった.その上で認定医試験が行われるようになれば,このような問題が出るであろうとの予測のもと,1976(昭和51)年に津山委員長より,全国の先生方に問題・解答・解説の執筆が依頼された.卒後教育研修等委員会は,1980(昭和55)年より認定医制度委員会とQ&A委員会に分かれた.集められた問題は,Q&A委員会にて整理・修正され,1979(昭和54)年1月(53巻1号)〜1982(昭和57)年12月(56巻12号)まで日本整形外科学会雑誌に連載された.
連載終了後,これらを1冊の本としてまとめたいという希望が委員会にあり,1988(昭和63)年度より開始された認定医試験の教材として「整形外科卒後研修Q&A」は1985(昭和60)年に山内裕雄委員長のもと,初版が刊行された.初版発刊後38年が経過しているが,現在でも整形外科専門医を目指す若手医師の必読の書であるとともに,専門医取得後も知識の整理・確認を行うための教材として活用されている.
1972(昭和47)年より卒後教育研修等委員会(津山直一委員長)が発足し,各地で研修会が行われるようになった.その上で認定医試験が行われるようになれば,このような問題が出るであろうとの予測のもと,1976(昭和51)年に津山委員長より,全国の先生方に問題・解答・解説の執筆が依頼された.卒後教育研修等委員会は,1980(昭和55)年より認定医制度委員会とQ&A委員会に分かれた.集められた問題は,Q&A委員会にて整理・修正され,1979(昭和54)年1月(53巻1号)〜1982(昭和57)年12月(56巻12号)まで日本整形外科学会雑誌に連載された.
連載終了後,これらを1冊の本としてまとめたいという希望が委員会にあり,1988(昭和63)年度より開始された認定医試験の教材として「整形外科卒後研修Q&A」は1985(昭和60)年に山内裕雄委員長のもと,初版が刊行された.初版発刊後38年が経過しているが,現在でも整形外科専門医を目指す若手医師の必読の書であるとともに,専門医取得後も知識の整理・確認を行うための教材として活用されている.
参考文献
1) 日本整形外科学会Q&A委員会(編).整形外科卒後研修Q&A—問題編.改訂第8版.東京:南江堂;2021.
2) 日本整形外科学会Q&A委員会(編).整形外科卒後研修Q&A—解説編.改訂第8版.東京:南江堂;2021.
3) 井樋栄二,吉川秀樹,津村 弘・他(編).標準整形外科学.第14版.東京:医学書院;2020.
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