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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科58巻12号

2023年12月発行

文献概要

特集 がん時代の整形外科必携! 骨転移診療アップデート 骨転移手術各論

骨転移の病的骨折手術—通常の骨折手術とここが違う

著者: 籾井健太1

所属機関: 1九州大学病院救命救急センター

ページ範囲:P.1453 - P.1460

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骨転移治療はがん患者の長期生存に伴い重要性が高まっており,病的骨折の手術は患者の移動能力や生活の質を向上させる.手術では,がんの種類や進行度に合わせて適切な方法を選択する必要があり,インプラントや固定法の選択にも注意が必要である.また,患者の予後や全身の状態も考慮し,手術法や治療計画を適切に調整する必要がある.実際の症例を紹介し,手術や治療効果,いかにして患者の運動能力や生活の質向上につなげるかを提示する.骨転移の病的骨折手術は,がん治療の一環として重要な要素を占める1つである.

参考文献

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2)Coleman RE. Metastatic bone disease:clinical features, pathophysiology and treatment strategies. Cancer Treat Rev 2001;27(3):165-76.
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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