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Lecture
Projection Based AR技術の手術への応用
著者: 赤石渉1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学形成外科学講座
ページ範囲:P.1499 - P.1503
文献購入ページに移動コンピュータシミュレーションはハードウェア,ソフトウェア,インターフェイス,ネットワークの発展に伴い,そのシステム形態によりvirtual reality(VR:仮想現実),augmented reality(AR:拡張現実),mixed reality(MR:複合現実),substitutional reality(SR:代替現実)といったさまざまな呼称が出現しており,現在はこれらを全て含めたものとしてextended reality(XR)と呼ばれ,定着しつつある.
ARは,「現実世界にデジタル情報を付加することで現実世界を拡張認知可能とする」技術であると定義されている.大きく分けて,タブレット,スマートフォンなど,端末側にカメラとディスプレイが搭載され,カメラで撮影した現実世界の画像に,デジタル画像を液晶画面に重ね合わせ表示させるimage overlay型AR(ポケモンGOなど)と,プロジェクターを用いて体表などの現実世界側での投影面をインターフェイスとするprojection based ARいわゆるプロジェクションマッピングが知られる.
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