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アナトミー・トレイン[Web動画付] 第4版—徒手運動療法のための筋膜経線 フリーアクセス
著者: 園部俊晴1
所属機関: 1コンディション・ラボ
ページ範囲:P.225 - P.225
臨床の世界は,どれだけ経験を重ねても,学べば学ぶほど奥が深く,発見の連続であるといえます.筋膜や膜が関与する病態については,最近になってわかってきたことが多く,その顕著な例といえるでしょう.これまで,腰部の障害や病態が原因と思われていた下肢の痺れや痛みも,筋膜へのアプローチによって改善することを,臨床では多く経験します.つまり,実は筋膜の病態であったと確認できることが多くあるのです.その他,筋や腱,靱帯,滑膜,脂肪体が原因と思われた病態が,実は筋膜や膜の病態であることも珍しくありません.こうした発見は,本書に書かれている身体の膜の構造と機能を理解することでひもとけることでしょう.
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