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末梢神経障害—解剖生理から診断,治療,リハビリテーションまで フリーアクセス
著者: 三苫博1
所属機関: 1東京医科大学・医学科・医学教育学
ページ範囲:P.431 - P.431
末梢神経疾患は,約1000万人の患者さんがいると推定され,日常高頻度で遭遇するcommon diseaseの一つです.common diseaseといえば,典型的な症状,明解な検査所見から,診断が比較的しやすいというイメージがあるかと思います.しかしながら,末梢神経障害は,診断,治療のアプローチが大変に難しい疾患です.神田教授は,「末梢神経障害は,AがあればBの診断,そして治療Cの実施という一直線の思考では対処できないためである」と,その特徴を喝破しています.
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