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増大号特集 できる整形外科医になる! 臨床力UP,整形外科診療のコツとエッセンス 2章 治療
局所麻酔薬の種類と実際の使い分け
著者: 徳海裕史1
所属機関: 1浅ノ川総合病院整形外科
ページ範囲:P.543 - P.547
文献購入ページに移動●種々の局所麻酔薬の特性を知り,適切な局所麻酔法,局所麻酔薬を選択する.
●整形外科医にとって広義の局所麻酔すなわち脊髄くも膜下麻酔,硬膜外麻酔,各種伝達麻酔は全身麻酔のような気道確保や人工呼吸器管理の必要がなく,意識と呼吸が温存されており,習熟すれば1つのアドバンテージになり得る.
●超音波を用いての伝達麻酔は神経を確認しながら局所麻酔薬を入れられるため,以前より安全に行える.
●局所麻酔薬の使用にあたって最も注意すべきことは局所麻酔薬中毒であり,過剰投与や血管内誤注入に注意するとともに早期発見・適切な対処が重要である.
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