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増大号特集 できる整形外科医になる! 臨床力UP,整形外科診療のコツとエッセンス 2章 治療
骨折手術のための髄内釘の種類,特徴と使い方
著者: 新倉隆宏1 北田真平1
所属機関: 1兵庫県立西宮病院整形外科,外傷再建センター
ページ範囲:P.599 - P.605
文献購入ページに移動●現代では髄内釘の進歩が著しい.多方向に多数本の横止めスクリューが挿入できる,横止めスクリュー挿入孔が髄内釘の近位端・遠位端に配置されている,横止めスクリューの安定化機構が付与されている,このような機種が各社から供給されている.
●高性能な髄内釘が使用できるようになり,長管骨の近位端・遠位端骨折という,以前はプレートが選択されることが多かった骨折にまで髄内釘の適応が拡大してきている.
●ただしこういった髄内釘の高性能を最大限に活かせるかどうかは,術者がその機構・性能を正しく理解しているか,また,それを適切に使いこなせているかに依存する.このことを肝に銘じて手術に臨んでほしい.
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