icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科58巻5号

2023年05月発行

文献概要

増大号特集 できる整形外科医になる! 臨床力UP,整形外科診療のコツとエッセンス 3章 フォロー

—若手整形外科医が知っておくべき—骨折症例外来フォローのための基礎知識

著者: 宇田川和彦1

所属機関: 1慶應義塾大学救急医学

ページ範囲:P.697 - P.700

文献購入ページに移動
Point!

●骨折治療における外来診療は,骨癒合の経過をみるためではなく,患者が楽しい人生を送るためのサポートをするために行う.

●保存的治療は何もしない治療ではない.

●手術症例,保存的治療症例のどちらにおいても受傷後3カ月,もしくは術後3カ月経過しても骨癒合が進まない症例に対して,早期の介入を検討すべきである.

●高齢者の骨折に対しては,骨粗鬆症の可能性を考慮して,骨密度,骨代謝マーカーを測定することを忘れない.

参考文献

1) Marmor MT. Decision Making in Orthopaedic Trauma. Stuttgart:Thieme;2017.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら