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特集 知ってると知らないでは大違い 実践! 踵部痛の診断と治療
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著者: 神崎至幸1
所属機関: 1神戸大学医学部整形外科
ページ範囲:P.231 - P.231
まず足底痛の代表である足底腱膜症に関しては百武整形外科・スポーツクリニックの田中博史先生にお任せした.最も後方のアキレス腱付着部については済生会奈良病院の松井智裕先生に,意外と見逃しがちな踵骨疲労骨折に関してはJCHO久留米総合病院の野口幸志先生にお願いした.早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の永元英明先生にはメジャーな三角骨障害以外のあまり知られていない後方インピンジメント症候群についておまとめいただいた.腓骨筋腱に関連した疼痛に関してはその道の第一人者である三重大学の西村明展先生にご執筆いただき,脛骨神経の枝である外側足底神経第1枝の別名であるバクスター神経の障害に関しては聖路加国際病院の天羽健太郎先生に解説していただいた.近年その病態が明らかになりつつあるHeel fat pad syndromeについては早稲田大学スポーツ科学学術院の前道俊宏先生に,Accessory anterolateral talar facet impingement syndromeについては流杉病院の秋山 唯先生にご紹介いただいた.小児の踵部痛の代表である2疾患,距踵間癒合症については岡田整形外科の岡田洋和先生に,シーバー病に関しては獨協医科大学埼玉医療センターの垣花昌隆先生に詳述していただいた.
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