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非特異的腰痛の運動療法[Web動画付] 第2版—病態をフローチャートで鑑別できる フリーアクセス
著者: 葉清規1
所属機関: 1浜脇整形外科リハビリセンター
ページ範囲:P.967 - P.967
腰痛に対する理学療法の方法論は数多く紹介されていますが,医療技術として,理学療法はエビデンスに基づいて行われるものであり,エビデンスの臨床応用として,Evidence-Based Practice(利用可能な最良のエビデンス・医療者の専門性・患者の価値観を統合し,最善の医療を行う)という概念が重要となります.エビデンスとは臨床研究です.研究には,研究を実践する立場と,研究結果を解釈(活用)する立場があります.荒木先生はご自身の臨床データを,国際腰痛学会・国際骨盤痛学会や日本腰痛学会で学会発表されるなど研究を実践しています.しかし,それだけではなく,先生の真骨頂は,臨床疑問の解決に結びつく数多くの先行研究の成果を理解して臨床応用する,「研究結果を解釈する立場」を高いレベルで行われているところにあります.『非特異的腰痛の運動療法 第2版』には,そのエッセンスが盛り込まれています.
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