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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科6巻10号

1971年10月発行

文献概要

論述

変形性股関節症の疼痛について

著者: 横崎元男1

所属機関: 1県立広島病院整形外科

ページ範囲:P.837 - P.844

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はじめに
 昭和45年5月に日本整形外科学会会長藤本憲司教授のもとに,股関節症判定基準委員会が編成され,以来委員会が数回にわたり開かれ,昭和45年11月にはその判定基準(第3次案)が作られた.その目的は変形性股関節症に対する手術的治療法を術式別に比較検討するとともに,その治療成績を向上せしめることにあつた.著者もその委員を命ぜられ,疼痛の面より各術式の治療成績を検討する機会を与えられ,その大要を第44回日本整形外科学会において報告した。ただし疼痛について検討する場合には患者の訴えをそのまま評価採点するため,科学的根拠が不確実でありその信頼性についてはいささか乏しさを感じている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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