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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科6巻11号

1971年11月発行

文献概要

視座

脊髄損傷における脊柱再建

著者: 岩原寅猪12

所属機関: 1慶応義塾大学 2国立村山療養所

ページ範囲:P.895 - P.895

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 鈍力による脊髄損傷は常に脊柱の損傷を伴つている.それだけに,この種の脊髄損傷においては,損傷脊柱の復元再建が治療対策の中において大きな地位を占める.
 医学が進み,いろいろの診断法ができた今日においても,外傷性脊髄麻痺が脊髄の圧迫によるものか,挫傷によるものかの鑑別のできないことは,35年昔と少しも変らない.Allen(1911)の手術が十分理論的根拠を持ちながら,今日においてもなお実用できないのはこのことによつている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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