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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科6巻11号

1971年11月発行

文献概要

臨床経験

外傷性膝関節脱臼について

著者: 武部恭一1 高原伸雄1 松井英互2 大森明夫2 井上禎三3

所属機関: 1神戸大学医学部整形外科 2県立淡路病院 3西尾市民病院

ページ範囲:P.966 - P.972

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 膝関節は,前方は大腿四頭筋腱,膝蓋靱帯,側方は内外側々副靱帯,後方は関節包,膝窩靱帯,hamstring,腓腹筋等に包まれ,内部では前後十字靱帯により前後への移動を制限されており,また半月により脛骨と人腿骨の安定性,適合性を保たれているため,極めて安定した関節である.そのため外傷性膝関節脱臼はまれであり,本邦ではあまり報告例は見られない.われわれは最近本症例の5例を経験したのでその経過を報告し,若干の考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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