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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科6巻2号

1971年02月発行

文献概要

臨床病理講座

四肢軟部組織腫瘍の病理(2)—脂肪肉腫,血管肉腫

著者: 佐野量造1

所属機関: 1国立がんセンター病理部

ページ範囲:P.138 - P.145

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III.脂肪肉腫
 脂肪肉腫は国立がんセンター8年間における筆者らの集計では横紋筋肉腫とともに軟部の肉腫のうちでもっとも多くを占めている.若年者には少なく,高年者に多い.大腿および後腹膜が好発部位である.筆者らの経験した21例の脂肪肉腫では躯幹5例でもつとも多く,ついで大腿,手肢,後腹膜の順であった.
 平均年齢は47歳で,性別については男女比が1対2で女性に多くみられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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