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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科6巻4号

1971年04月発行

文献概要

臨床経験

抗生物質注射による坐骨神経麻痺—神経剥離術の効果

著者: 野村進1 細川外喜男1 吉村光生1

所属機関: 1金沢大学医学部整形外科

ページ範囲:P.350 - P.355

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はじめに
 薬物注射による末梢神経麻痺は従来より椀骨神経の症例が多いが,殿筋注射による坐骨神経麻痺の報告は比較的少なく,またこれに対し手術的治療を行なつた症例もあまり多くないようである.われわれは抗生物質注射による3例の坐骨神経麻痺に対し,神経剥離術を行ないその成績を調査した結果,全例に完全な機能回復が得られたので,この経験をもとに若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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