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臨床経験
多発性骨変化を生じたGaucher病の1例
著者: 永楽謙五1 小泉正明1 吉田元久1
所属機関: 1横浜市立大学医学部整形外科
ページ範囲:P.69 - P.74
文献購入ページに移動Gaucher病は1882年Gaucherによって原発性脾上皮腫lepithlioma delarateとして発表された.本邦においても内科,小児科領域においてはかなりの症例が報告されているが,整形外科領域においては報告は少なく,井上1),日岩2),望月3),中本4)等の報告をみるのみである.
われわれは右膝関節痛を主訴として来院し,経過観察中に左上腕骨,右前腕骨等の病的骨折を起こした症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告したい.
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