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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科7巻10号

1972年10月発行

文献概要

論述

踝部骨折における足関節造影

著者: 斉藤進1 桜田允也1

所属機関: 1済生会神奈川県病院整形外科

ページ範囲:P.794 - P.802

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はじめに
 近年,交通事故,労働災害,スポーツ外傷の増加につれ,日常,踝部骨折に遭遇する機会は少なくない.踝部は荷重関節である足関節の構成にあずかるゆえ,わずかの解剖学的破綻も長く機能障害を残しやすく,その治療には適切な配慮が必要とされる.
 踝部骨折においては関節面の正確な適合をはかるとともに靱帯損傷の修復が必要で,解剖学的整復を行なうためにも,治療前の適確な診断と治療力針が必要である.この点から著者は踝部骨折の正確な病態を知るべく足関節造影を行なつているが,過去4年間に行なつた足関節造影からいささかの知見を得たのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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