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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科7巻10号

1972年10月発行

文献概要

シンポジウム 膝の人工関節

膝人工関節の経験

著者: 片山良亮12

所属機関: 1東京慈恵会医科大学 2東急病院

ページ範囲:P.817 - P.823

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 膝人工関節の歴史は古い.1924年オランダのBoeremaが犬について動物実験をおこなつたのが最初で,一応の成功を収めている.その後,膝関節に関する文献には見るべきものはなかつたが,その間1934年にはMoore, A. T.とBohlman, H. T.は股関節の人工骨頭を,1938年にはSmith-PetersenがVitalliumカップを,また同年Wiles, Ph.は股関節の人工関節を考案して股関節のmould arthroplastyは著しい進歩を遂げている.
 しかし1953年になつてスェーデンのWalldius, B. Schiers, L. G. 橋倉氏らによつて膝関節の人工関節がようやく臨床応用をみるにいたる.また1954年にはMoeys, E. J.も動物実験をおこなつている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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