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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科7巻11号

1972年11月発行

文献概要

論述

ペルテス病の治療—Abduction Brace(Bobechko)の使用

著者: 武部恭一1 藤井英夫1

所属機関: 1兵庫県立整肢施設のじぎく園

ページ範囲:P.887 - P.895

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はじめに
 ペルテス病治療の問題点は治療期間の短縮と骨頭変形防止の2点である.諸家により治療期間の短縮を主目的に種々の観血的治療が行われたが,著明な治療期間の短縮はみられず,最近では骨頭変形を最少限度に押さえ,二次的股関節症発生の予防をはかることが最大の問題となつている.
 今迄ペルテス病の保存的治療として免荷療法が広く行なわれてきたが,最近Petrie11),Salter13)14)21)などは早期より荷重を許可する外転歩行療法を発表し注目を浴びている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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