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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科7巻11号

1972年11月発行

文献概要

論述

閉経後骨粗鬆症—その原因についてのわれわれの考察

著者: 宮崎淳弘2

所属機関: 1 2鹿児島大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.896 - P.903

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緒言
 この論文は閉経後骨粗鬆症の病態生理に対する過去10年間におけるわれわれの考え方の推移を総括したものである.われわれの考えはきわめて限定された観点に立つている.すなわち,この疾患の特徴である骨消耗の直接的原因が解剖学的にどこに局在しているかに的をしぼつている.
 この10年間の科学の進歩は,このことについての物の考え方を大いに変えさせたが,ある意味では,この問題についての研究ならびに他の骨骼疾患に対する研究方法についても深い影響をおよぼし得るものであると考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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