文献詳細
文献概要
装具・器械
ペルテス病の装具
著者: 渡辺英夫1 米満弘之1
所属機関: 1熊本大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.1023 - P.1031
文献購入ページに移動ペルテス病は1909年Waldenström,1910年Legg,Calvé,Perthesが個々に報告して以来,その治療法は観血的なものや非観血的なものが多数行われている.非観血的治療の中の装具治療を例にとつてみても種々雑多で,万人が一致してその効果を認めているものはなく,それぞれの病院や施設によつて著しく異つた装具が処方されている.
我々は従来よりペルテス病に使われて来た装具の主なものをふりかえり,文献的に病態を考察すると共に,好ましいと考えられる条件を備えたペルテス病装具を作成し,使用中であるので紹介する.
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