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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科7巻2号

1972年02月発行

文献概要

論述

先天性内反足の治療—Posteromedial releaseについて

著者: 金田清志1 松野誠夫1 富樫久夫1

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.86 - P.100

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まえがき
 先天性内反足は生後早期より治療開始すれば大抵のものは順調な経過をたどるものである.われわれの先天性内反足に対する治療方針は第1表に示すごとくである.生後できるだけ早期にManipulationとStrappingを約1週間毎日行ない,その後はCorrective Castで内転内反の矯正を行なう.この矯正のできた時点(大体生後3ヵ月ごろ)でPosterior Releaseにて尖足の矯正を行なつている.
 Posterior Releaseの内容は第2表に示すごとくで,この他に必要に応じCalcaneofibular ligamentの切離も行なう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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