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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科7巻3号

1972年03月発行

文献概要

手術手技

脊柱側彎症に対するHarrington法

著者: 大木勲1

所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.199 - P.208

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はじめに
 脊柱側彎症は単に外見上の背中の変形のみならず,彎曲が高度になるにしたがつて著しい肺機能障害を惹起したり,腰痛の原因にもなつたりするため,昔から種々の治療法が考案されて来たしかし,決して満足な治療法がなかつたため,"cancer of orthopaedics"ともいわれたことがあつた.
 1911年はじめてHibbs1)により後方固定術が行なわれて,治療法も一段と進歩したが,変形を矯正する十分な方法はなかつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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