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手術手技
脊柱側彎症に対するHarrington法
著者: 大木勲1
所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.199 - P.208
文献購入ページに移動脊柱側彎症は単に外見上の背中の変形のみならず,彎曲が高度になるにしたがつて著しい肺機能障害を惹起したり,腰痛の原因にもなつたりするため,昔から種々の治療法が考案されて来たしかし,決して満足な治療法がなかつたため,"cancer of orthopaedics"ともいわれたことがあつた.
1911年はじめてHibbs1)により後方固定術が行なわれて,治療法も一段と進歩したが,変形を矯正する十分な方法はなかつた.
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