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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科7巻3号

1972年03月発行

文献概要

座談会

骨腫瘍研究会(米子)の骨・軟部腫瘍症例検討会から(II)

著者: 赤星義彦1 荒井孝和2 石川栄世3 石田俊武4 牛込新一郎3 牛島宥5 内原栄輝6 大沢欣式7 大西義久8 遠城寺宗知9 柿本伸一3 菊池昌弘9 佐野量造10 佐藤利行11 篠原典夫12 芝田仁13 柴田大法11 高橋清之14 竹嶋康弘12 土肥千里15 中島輝之16 長嶺信夫6 花岡英弥13 林英夫17 檜沢一夫6 広瀬保4 古屋光太郎18 前山巖19 松井宣夫20 松野誠夫21 松森茂22 矢川寛一23

所属機関: 1岐阜大整形外科 2東医歯大整形外科 3慈大病理 4大阪市大整形外科 5名大病理 6徳島大第一病理 7慈大整形外科 8新潟大病理 9九大病理 10国立がんセンター病理 11関西医大整形外科 12九大整形外科 13慶大整形外科 14京大中検病理 15東北大整形外科 16久留米大病理 17名市大整形外科 18東医歯大整形外科 19鳥取大整形外科 20千葉大整形外科 21北大整形外科 22徳島大整形外科 23岩手医大病理

ページ範囲:P.209 - P.232

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 症例10(供覧4)
 16歳,男.
 主訴:左前腕部腫脹.
 家族歴,既往歴:特記事項なし.
 現病歴:昭和44年1月頃左前腕部の腫脹に気づいたが,日常生活には全く支障がないので放置していた.ところがその後次第に腫れが増強してきたので,昭和45年10月21日当科に入院した.
 現症:全身所見に著変なし.局所的には左前腕中央部,ことに尺側が紡錘形に腫脹して静脈怒張を認め,当該部に不動性,弾性硬,境界明瞭な腫瘤を触知した.皮膚と腫瘤との癒着はなかつたが,軽度の圧痛と内側前腕皮神経領域の知覚鈍麻を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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