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骨腫瘍カラーシリーズ—Tumors Conditions of Bone
61.Fibrous dysplasia (2.Polystotic)/62.Eosinophilic granuloma
著者: 骨腫瘍委員会
所属機関:
ページ範囲:P.255 - P.258
文献購入ページに移動来院時,右大腿骨の骨癒合は良好で,病巣も硬化像を呈し,ほぼ治癒の状態と思われた.左大腿骨,左上腕骨,右上顎骨等の病巣はすでに知られていたが,患者の希望もあり,左大腿骨の病巣掻爬と冷凍保存骨移植を施行した.骨皮質の一部は菲薄化し,骨髄腔はfibrous dysplasiaに特有の白色乃至灰白色のざらざらした線維性骨組織で満たされていた.(国立がんセンター整形)
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