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筋組織病理図譜・8
Werdnig-Hoffmann病—幼弱性進行性脊髄性筋萎縮症
著者: 桜井実1 成沢邦明2
所属機関: 1東北大整形外科 2東北大小児科
ページ範囲:P.670 - P.670
文献購入ページに移動本症例は生後5カ月の男の乳児で,生後1カ月頃より運動量が少くなり次第に麻痺が進行して4カ月頃からほとんど身動きもできなくなった。EMGで多少動きの残っている前脛骨筋から4mV程度のgiant spikeが観察されたが,全く動かない部位のpotentialはsilentであった.血清のCPK,aldolase,LDHなど筋疾患を反映する検査のいずれにもひっかかりがない.
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