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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻1号

1973年01月発行

文献概要

論述

われわれの後方侵襲による椎体固定術(山口変法)の吟味

著者: 山口義臣12 石名田洋一1 土方貞久1 中山喬司1 宗近靖1 山口雅成1

所属機関: 1東京電力病院整形外科 2慶応義塾大学医学部

ページ範囲:P.10 - P.20

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いとぐち
 椎間板ヘルニアの脱出髄核摘出にとどまるLove法は,現在広く愛用されているが,術後の不安定椎間による腰痛発生という後遺症に対しては,的確な手術法であるとはいい難い.また,前方固定術は椎間板症に対しては,椎間固定という目的は一応達するものの,固定と同時に後方に脱出した髄核や神経根との関係を確認することは困難である.
 脱出髄核を摘出し,同時に後方侵襲により椎体固定を行なつて来たClowardの方法は理想的ではあるが,その手術手技の困難さの為にその普及が阻まれて来た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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