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論述
特発性大腿骨頭壊死の手術成績—有茎骨釘挿入術を中心として
著者: 泉類博明1 浜田博朗1 小瀬弘一1 市岡侔1 田原武雄1
所属機関: 1大阪大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.816 - P.824
文献購入ページに移動人工股関節全置換術の発達は股関節外科に一大変革をもたらし,股関節疾患に悩む人達への福音となつた.しかし人工股関節(人工骨頭をも含めて)にはなお多くの改善されるべき問題点(特に耐久性の問題)が残されている現在,特発性大腿骨頭壊死に対するfirst choiceの手術法とはなりがたい.その理由は特発性大腿骨頭壊死が40歳から50歳の男性に多く発症し,50%に近い両側発症がみられるからである.
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