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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻10号

1973年10月発行

文献概要

シンポジウム 移植皮膚の生態

遊離植皮片の成長—実験的研究

著者: 倉田喜一郎123

所属機関: 1東京労災病院形成外科部 2九州大学医学部 3九州大学歯学部

ページ範囲:P.841 - P.849

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I.成長とは
 小児に移植した植皮片が周囲の皮膚と同じように成長するかどうかは,小児に植皮術をおこなうときの重要な問題であり,だれもが知りたいことである.そして,まだはつきりした結論もでていない.
 1.幼小児に遊離植皮術をおこない,成長にしたがつて植皮片が周囲の皮膚と同じように拡大したとき,この拡大は,
 植皮片自身の成長によるものか?
 周囲組織の成長によりひつぱられたものか?
ということが日本形成外科学会総会で真剣に議論されたこともあつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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