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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻11号

1973年11月発行

文献概要

臨床経験

水溶性造影剤Methylglucamine IothalamateおよびMethylglucamine Iocarmateによるミエログラフィーの副作用について

著者: 杉浦皓1 吉田徹1 加藤晋1 見松健太郎1

所属機関: 1刈谷豊田病院整形外科

ページ範囲:P.968 - P.973

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はじめに
 最近我が国においても水溶性造影剤による腰仙部ミエログラフィーが普及の徴を見せてきた.
 本法の最大の利点は繊細でかつ十分な濃度の像,殊に腰神経根レリーフが得られることであり,次に完全に吸収されることが挙げられよう.一方主な欠点としては造影剤が完全に無毒ではないために術後6〜8時間の半坐位を余儀なくされ,このために腰椎穿刺後頭痛(Post lumbar puncture headache)が高頻度に見られること,および時として主に下半身のつつぱりないし痙攣を見ることが挙げられよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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