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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻12号

1973年12月発行

文献概要

論述

慢性関節リウマチにおける足のレ線学的変化について

著者: 武部恭一1 細見壮太郎1 小林郁雄1 柏木大治1

所属機関: 1神戸大学整形外科学教室

ページ範囲:P.991 - P.996

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 慢性関節リウマチは多発性関節炎を主病像としており,手部12)のみならず,足部にも炎症が高頻度に発生する3〜6).しかしながら,足部の障害は手部のそれに比し,歩行時痛がない限りは日常生活動作に支障をきたすことが少ないためか,疼痛や変形により歩行が困難になつてはじめて治療の対象となることが多く,その初期の病態は充分に把握されていない.
 我々は今回,慢性関節リウマチ患者の足関節ならびに足部のレ線像を観察して,本症にしばしば認められる骨侵蝕像(bone erosion)1)の好発部位ならびに発生頻度を調査し,その病理解剖学的意義について考察したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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