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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻12号

1973年12月発行

文献概要

臨床経験

肘関節のpersistierender Knochenkernについて

著者: 鳥巣岳彦1 加茂洋志1 川嶌真人1

所属機関: 1九州労災病院整形外科

ページ範囲:P.1045 - P.1050

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 手根骨や足根骨部には多くの種子骨が存在し,しかも多くのvariationがあることはよく知られており,全て先天性の発育異常であると考えられている.
 一方発育期の肘関節には多くの骨端核が存在することは衆知の事実であるが,平素我々が成人の肘関節のレ線写真を見ていて,極く稀に上腕骨内顆と滑車との間に小さな骨片が存在することに気付くことがある.一般にpersistierender Knochenkernと呼ばれるものがこれである.この骨片は形が時に大きかつたり,小さかつたりで,丸味を帯び骨梁が明らかである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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