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臨床経験
肘関節のpersistierender Knochenkernについて
著者: 鳥巣岳彦1 加茂洋志1 川嶌真人1
所属機関: 1九州労災病院整形外科
ページ範囲:P.1045 - P.1050
文献購入ページに移動一方発育期の肘関節には多くの骨端核が存在することは衆知の事実であるが,平素我々が成人の肘関節のレ線写真を見ていて,極く稀に上腕骨内顆と滑車との間に小さな骨片が存在することに気付くことがある.一般にpersistierender Knochenkernと呼ばれるものがこれである.この骨片は形が時に大きかつたり,小さかつたりで,丸味を帯び骨梁が明らかである.
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