icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻12号

1973年12月発行

臨床経験

特発性大腿骨骨頭無腐性壊死のレ線所見と病理所見

著者: 片山雅宏1 山本龍二1 片山国昭1 田那村宏1 下島治1 鈴木純一1

所属機関: 1東急病院整形外科

ページ範囲:P.1051 - P.1063

文献概要

 成人における大腿骨々頭の無腐性壊死は,頸部内側骨折,脱臼などの後にしばしばみられるが,特発性の骨頭壊死は比較的稀なものとされる.諸外国では,1924 Schmorlの報告があつて以来Freund5),Coste2),Patterson19),d'Aubigne15)等によりかなりの症例数をみる.本邦ではこの数年来,発生原因・病理組織・動物実験・治療法などにつき詳しい論文が次第に多くみられるようになつた.我々も,最近,4例7関節を経験したので,そのレ線像病理所見を主にして報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら