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シンポジウム 乳幼児先天股脱の手術療法
Salter手術の検討—特にその手術手技と適応限界について
著者: 香川弘太郎1 岩本守右2 大野修3
所属機関: 1兵庫こども病院整形外科 2兵庫のじぎく園 3神戸大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.154 - P.168
文献購入ページに移動Salterが1961年,Innominate osteotomyを発表してより,内外において多くの追試と秀れた成績の報告がなされてきた.
これらの広い普及をみた背景には,本法創始者の抜群の着想と,医師達のよりよきものへの追求があつたことも見逃がせぬが,その他に従来のいわゆる臼蓋形成術が種々の点で諸家の要求を満たしていなかつたことも大きな原因になると思われる.
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