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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻3号

1973年03月発行

文献概要

視座

歩行研究の進歩におもう

著者: 鈴木良平1

所属機関: 1長崎大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.191 - P.191

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 最近歩行の分析が各方面で行なわれるようになり,著しい成果をあげつつあるのは喜ばしいことである.整形外科,とくに下肢の疾患を取り扱う場合には,歩行の研究は必要欠くべからざるものであることは勿論である.
 歩行に関する科学的研究がいつごろから始められたか詳らかでないが,1680年Borelliはすでに,De motu animaliumという書物を著し,この中であらゆる運動の研究を記載したといわれる.約2世紀おくれてMareyはchronophotographieなる方法を用いて,はじめて歩行を研究し,これが現代の映画技術を用いての研究の端初を開いたという.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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