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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻4号

1973年04月発行

文献概要

論述

股関節内肝油注入法による脱臼性ペルテス様変化の治療経験

著者: 大橋光伸1 辻成人1

所属機関: 1石川整肢学園小児整形外科センター

ページ範囲:P.312 - P.321

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緒言
 近年,先天股脱の機能的療法が導入されて以来,脱臼性ペルテス様変化(いわゆるLuxationsperthes,以下ペルテス様変化という)の発生率は,著しく低下したが,なお遭遇する機会があり,その治療には有効適切なものがみられないのが現状である.
 1954年以来,ハンガリーDebrecen医大整形外科で実施されてきた関節症やペルテス病の治療法の一つに,関節内肝油注入療法があるが,われわれはこの方法をペルテス病に追試し,良好な結果を得たので,さらにペルテス様変化にも試み,有効と思われる結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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