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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻4号

1973年04月発行

文献概要

論述

先天股脱の予後—特に治療終了時と10年後レ線像との関連性について

著者: 岩崎勝郎1 渡辺徹1 井手迪1 渡辺整1 松本直昌1

所属機関: 1長崎大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.322 - P.333

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いとぐち
 先天股脱に対する治療法の優劣に関しては古来より幾多の文献に論じられているが,しかし同じ方法で治療された先天股脱でもその遠隔成績はきわめてvarietyにとんでいることには驚かざるを得ない.このような成績の差というものが何に支配されて生じるかということは非常に大きな問題であるが,我々はその足がかりを治療終了時の股関節の状態に求めてみようと試みた.そして股関節が「良い整復位」にあるという条件に一つのcriteriaが与えられれば外科的治療の適応決定に際して目やすが得られるものと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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