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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻7号

1973年07月発行

文献概要

論述

特発性大腿骨頭無腐性壊死骨頭骨髄静脈造影について

著者: 石垣一之1 安藤御史1 大脇康弘1 近沢良1 長谷川充孜1 藤田正光1 斎藤克登之1 加藤哲也1

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.561 - P.568

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 近年,特発性大腿骨頭無腐性壊死患者は,増加の傾向にある.しかも,外来を訪ずれる患者は中期,末期が多く,collapseが大きいものまたは,広範な関節軟骨の剥離,亀裂が起つているものが,大半を占め,しばしば治療に困難を覚える.これは,自覚症状がレ線所見に遅延するためである.それ故に我々は,特発性大腿骨頭無腐性壊死の骨頭骨髄静脈造影の特徴的所見を分析することにより,本検査法が早期発見の手段となり,かつ治療の選択の指針になりうるかを追求した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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