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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科8巻7号

1973年07月発行

文献概要

論述

このごろの化膿性脊椎炎について

著者: 大谷清1

所属機関: 1国立村山療養所

ページ範囲:P.569 - P.576

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はじめに
 一般に,化膿性骨髄炎は長管状骨に頻発し,脊椎のような短扁平骨には比較的稀有な疾患である.
 Wilensky(1929)14)によると化膿性脊椎炎の最初の報告は1879年Lannelogueであり,本邦では1903年佐藤の1例報告がある6).化膿性脊椎炎に関する臨床研究は1895年Hahnの論文が最初である14).彼はその中で本症は稀有な疾患であるが,きわめて重篤な予後の不良な疾患であると述べ,早期診断,早期治療の必要性を強調している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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