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このごろの化膿性脊椎炎について
著者: 大谷清1
所属機関: 1国立村山療養所
ページ範囲:P.569 - P.576
文献購入ページに移動一般に,化膿性骨髄炎は長管状骨に頻発し,脊椎のような短扁平骨には比較的稀有な疾患である.
Wilensky(1929)14)によると化膿性脊椎炎の最初の報告は1879年Lannelogueであり,本邦では1903年佐藤の1例報告がある6).化膿性脊椎炎に関する臨床研究は1895年Hahnの論文が最初である14).彼はその中で本症は稀有な疾患であるが,きわめて重篤な予後の不良な疾患であると述べ,早期診断,早期治療の必要性を強調している.
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