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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科9巻10号

1974年10月発行

文献概要

臨床経験

偏側肥大症

著者: 岩倉博光1 曾我恭一2 立石昭夫3 伊藤維朗4 東博彦5 赤坂嘉久6

所属機関: 1帝京大学医学部整形外科学教室 2都立墨東病院整形外科 3東京大学医学部整形外科学教室 4東京警察病院整形外科 5埼玉医科大学整形外科学教室 6湯河原厚生年金病院整形外科

ページ範囲:P.855 - P.862

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 身体の偏側に形態の異常や成長の異常を認める疾患は種々存在するが,いわゆる偏側肥大症もその一つと考えられる.これは身体の偏側の過成長であると定義できるが,その左右の不均衝の程度は極めて軽度のものから,すなわちほぼ正常と認められるものから,臨床的に左右差の著明なものまて相当の幅が存在する,そしてこの偏側肥大症には四肢の一部に限局する部分的偏側肥大症と顔面及び体幹の非対称を含む完全偏側肥大症に分類できるが,ここでは少くとも一肢全体の肥大症以上のものを偏側肥大症とした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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