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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科9巻11号

1974年11月発行

文献概要

特集 脊椎外科(第1回脊椎外科研究会より)

腰椎部正中型ヘルニアの治療経験

著者: 吉田徹1 加藤晋1 見松健太郎1 鈴木竑俊1

所属機関: 1刈谷豊田病院整形外科

ページ範囲:P.921 - P.922

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 手術所見でヘルニアが正中位にあり,主として硬膜嚢に影響をおよぼしていたと考えられたものを正中型ヘルニアとして分類し,これらのミエログラフィー所見や臨床症状について調査した.
 水溶性造影剤によるミエログラフィーで診断し,手術で椎間板ヘルニアを摘出した103例の年齢別発生頻度は,10代が14例で,そのうち17歳が1例,他は18歳および19歳である.特にring epiphysisのずれが原因したと思われるものはみられなかつた.最も症例の多いのは20代で全体の40%であり,正中型は20歳以上の各年齢層に分布しているが,女性に比較的多くみられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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