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特集 脊椎外科(第1回脊椎外科研究会より)
腰椎部正中型ヘルニアの治療経験
著者: 吉田徹1 加藤晋1 見松健太郎1 鈴木竑俊1
所属機関: 1刈谷豊田病院整形外科
ページ範囲:P.921 - P.922
文献購入ページに移動水溶性造影剤によるミエログラフィーで診断し,手術で椎間板ヘルニアを摘出した103例の年齢別発生頻度は,10代が14例で,そのうち17歳が1例,他は18歳および19歳である.特にring epiphysisのずれが原因したと思われるものはみられなかつた.最も症例の多いのは20代で全体の40%であり,正中型は20歳以上の各年齢層に分布しているが,女性に比較的多くみられた.
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