文献詳細
論述
文献概要
いとぐち
1965年,著者は動く人工腱に対する生体反応として新しい腱鞘が形成されその中に遊離移植された腱はその機能を保持することができる事実を公表した6,7).
以来この方法を用いて著者らの成績はますます向上しつつあり9),高度な指屈筋腱損傷を救うためにはまず信頼できる人工腱を初回手術で挿入しておくことが指屈筋腱損傷に対する再建手術の成績を改善するために有効な手段であると確信するに到つた.
1965年,著者は動く人工腱に対する生体反応として新しい腱鞘が形成されその中に遊離移植された腱はその機能を保持することができる事実を公表した6,7).
以来この方法を用いて著者らの成績はますます向上しつつあり9),高度な指屈筋腱損傷を救うためにはまず信頼できる人工腱を初回手術で挿入しておくことが指屈筋腱損傷に対する再建手術の成績を改善するために有効な手段であると確信するに到つた.
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