文献詳細
文献概要
臨床経験
皮下型サルコイドージスの1症例
著者: 高田宗世1 荒川弥二郎1 志羽孝1 堂下幸雄1 池田真康2
所属機関: 1福井県立病院整形外科 2福井県立病院皮膚科
ページ範囲:P.186 - P.189
文献購入ページに移動皮下型Sarcoidosisの最初の報告は,1904年Darier & Roussy3)が皮下結節を主訴とする患者を組織学的に検索し,BoeckのSarcoidと全く同じ所見を得,これをSarcoides sous-cutaneesとして発表した.本邦では1936年谷村13)らの症例が最初であり,園田12)によるとDarier-Roussy皮下類肉腫またはSarcoidosisで皮下病変を伴なつた報告例は26例を数える事ができたと述べている.
掲載誌情報