icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科9巻3号

1974年03月発行

文献概要

論述

減圧症と骨関節の変化—3.潜水士の骨壊死と潜水環境

著者: 川島真人1 鳥巣岳彦1 加茂洋志1 林皓2

所属機関: 1九州労災病院整形外科 2九州労災病院高圧医療研究部

ページ範囲:P.212 - P.222

文献購入ページに移動
はじめに
 前回は潜水病の総論的問題をとりあげたが,今回は潜水士の骨壊死と潜水環境および成因について述べようと思う.
 圧縮された高圧空気の下で作業を行う潜函工にはじめて骨病変を見出したのはBornsteinとPlate(1911),およびこれと独立した報告者であるBassoe(1911)である.1939年Kahlstromは病理組織学的に潜函工の骨1病変を骨壊死として証明,その後欧米では,多数の潜函工の骨壊死の報告が続いている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら