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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科9巻5号

1974年05月発行

文献概要

臨床経験

Recurrent branchに主病変のあつた手根管症候群の治験例

著者: 久保井二郎1 山根宏夫2 矢部裕3

所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室 2国家公務員共済立川病院整形外科 3名古屋保健衛生大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.430 - P.433

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 手根管症候群は欧米において多数の報告がなされ,本邦においても田島ら5),山岡ら7)の多数例の報告がある.しかし,母指球の筋萎縮のみを主徴とする手根管症候群の報告は比較的少なく,本邦においてその詳細な報告はみられない.
 われわれは母指球の筋萎縮を主徴とし,recurrent branchに主病変のあつた手根管症候群の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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