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原著
耳下腺腫脹で発症したWeber-Christian病の1症例
著者: 西岡絵里子1 川上登史1 林一彦2 小野和彦3
所属機関: 1香川労災病院耳鼻咽喉科 2高知医科大学第2病理学教室 3永康病院外科
ページ範囲:P.1037 - P.1041
文献購入ページに移動Weber-Christian病は別名relapsing febrilenodular non-suppurative panniculitisとも呼ばれ,発熱と多発性皮下硬結を主徴とする全身性の脂肪織炎であり,原因不明のまれな疾患である。
今回,われわれは左耳下腺腫脹,頬部腫脹を主訴とし,諸検査の結果Weber-Christian病と考えられる症例を経験したので報告する。
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