症例
患者:21歳男性。
主訴:左聴力低下。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科60巻3号
1988年03月発行
雑誌目次
目でみる耳鼻咽喉科
原著
上咽頭癌治療における手術療法の役割
著者: 湯本英二 , 丘村煕
ページ範囲:P.189 - P.194
I.はじめに
上咽頭癌は,1)低分化型の扁平上皮癌やリンパ上皮腫といった放射線感受性の高い腫瘍が多い,2)発生部位が深部にあり解剖学的に複雑なために外科的治療の適応となりにくい,3)難聴,鼻出血など隣接臓器の症状を呈するまで無症状に経過することが多い,4)原疾患の早期から頸部リンパ節転移,遠隔転移がしばしばみられる,5)細胞性免疫能の低下が著しい,などの特徴がある。したがって現在では上咽頭癌の治療は放射線療法が主体となっているが,その5年生存率は30〜40%以下であり他の頭頸部癌と比較して極端に低い1〜4)。本疾患の治療成績の向上のために遠隔転移防止の観点から化学療法,免疫療法の重要性が強調されている。一方原発巣が深部にあるために従来の理学的診察では病巣の広がりを過小に評価しがちである5〜7)。また根治照射終了時の腫瘍の残存を診断しえない例も少なくない。しかし最近のCT検査の発達によって原発巣の診断および経過の追跡が正確に行えるようになった8,9)。その結果根治照射終了後上咽頭ファイバースコピーでは残存腫瘍を認めず従来なら治癒と判断された例でも,CT検査によって腫瘍の残存を見出しうる症例を少なからず経験した。このような症例に対し著者らは積極的に外科的治療を追加し治療成績の向上に努力してきた。本稿では過去4年間に当科で経験した9例の上咽頭癌の治療について報告し,併せて上咽頭癌治療における手術治療の役割について考察した。
滲出性中耳炎により生じた内耳および顔面神経障害例
著者: 北條和博 , 遠藤泰介 , 込田茂夫 , 中野雄一
ページ範囲:P.195 - P.199
I.はじめに
滲出性中耳炎は日常診療においてしばしぼ遭遇する疾患であり,時に合併症あるいは後遺症が問題となる。とくにコレステリン肉芽腫の形成は治癒を遷延させるばかりでなく,稀であるが側頭骨破壊をきたすことが報告されている。
今回われわれは滲出性中耳炎により生じたと思われるコレステリン肉芽腫の側頭骨破壊で内耳障害および顔面神経麻痺をきたした1例を経験したので報告する。
神経耳科学的検査が診断の重要な手がかりとなった転移性小脳腫瘍症例
著者: 村田保博 , 坂田英治 , 伊藤彰紀 , 大都京子
ページ範囲:P.201 - P.205
I.はじめに
頭位性眩景を訴える疾患には末梢内耳障害による良性発作性頭位性眩暈がまず第一に挙げられるが,これに対して中枢性の障害によるものもあることを常に念頭に置いて日常臨床に当たらなければならない。
すなわち仮性良性発作性眩暈1)と悪性発作性頭位性眩暈2)がそれであり,後者はその原因として後頭蓋窩の出血,腫瘍,血管障害などがある。今回われわれは頭位性眩景を訴える原発性肺癌患者で,神経耳科学的検査によって小脳転移が疑われCT scanでその存在が確認され,しかも化学療法の結果症状の軽快とともに腫瘍陰影の著明な縮小をみた興味ある症例を経験したので報告し,諸家の御参考に供する。
反回神経麻痺を初発症状とした不顕性肺癌の1例
著者: 山田弘之 , 矢野原邦生 , 磯島明徳 , 倉田直彦 , 大井逸 , 福山守
ページ範囲:P.207 - P.211
I.緒言
反回神経麻痺による嗄声を訴えて来診する患者は稀ではなく,さまざまな検査を行いながら原因を明確にできない症例も多い。このような症例は特発性反回神経麻痺として経過観察されやすいが,重要なのはその原因に悪性腫瘍の存在がないかを追うことであろう。さらに大切なのは,反回神経麻痺をきたす1因子が発見されたために以後の検索がついおろそかになり,隠れた因子を見逃し原疾患の治療時期を遅らせてしまうようなことを避けることであろう。
最近われわれは反回神経麻痺の原因検索の過程で甲状腺腫瘍を見出したものの,真の原因が肺門部肺癌であった1例を経験した。反回神経麻痺の原囚検索において日常の臨床の参考にすべぎ1例と考え,反省を含めて若干の文献的考察を加え報告する。
タイ航空事故による航空性中耳炎症例
著者: 石丸幹夫 , 石川元一
ページ範囲:P.213 - P.219
I.はじめに
航空性中耳炎自体はとくに珍らしい疾患ではない。これまでにも諸家の報告にあるようにその発生のメカニズムはほとんど解明されており,耳管機能がきわめて重要な役割を果たし,それを取り巻くさまざまな因子,たとえば上気道炎,副鼻腔炎,鼻中隔彎曲症,睡眠,飲酒,慣れ等の影響が報告1,2)されている。しかし今回の症例はその発生のメカニズムが特殊な事故によるものであるだけに,中耳内気圧が外界に対して相対的に高圧に,そしてまた低圧になったという2相の変化を考えざるをえず,鼓膜所見をできるだけ詳細にみながら中耳障害の発生機転を検索してみた。
事件は昭和61年10月26日に発生したタイ航空エアバスの圧力隔壁の破損劇故で,それにより発生した航空性中耳炎の5症例をみる機会を得たが,これは事故による機内の急激な減圧と続いてなされた急降下による加圧であり,通常の飛行では考えられないような気圧変動であっただけに意義深い症例と考えられた。
頭頸部領域における同時重複癌の2症例
著者: 井上耕 , 宮田守 , 森田守
ページ範囲:P.221 - P.226
I.はじめに
1個体に同時または時間を異にして原発性悪性腫瘍が発生するいわゆる重複癌は,発癌機序の解明の上から興味をもたれ,さまざまな解析がなされている。今回われわれは頭頸部領域内同時重複癌の2症例を経験したので,文献的考察を加え報告する。
鼻中隔膿瘍を形成した鼻結核の1症例
著者: 花田武浩 , 鰺坂孝二 , 島哲也 , 橋本真実
ページ範囲:P.227 - P.230
I.はじめに
1950年以前には死因順位の1位を占めていた結核も,SM,INH,RFPをはじめとする抗結核薬の開発や結核対策の推進,あるいは国民の生活水準の向Lなどに伴い,罹患率,死亡率ともに著しく減少してきている。
耳鼻咽喉科領域の結核症にも同様の傾向がみられている。したがって日常診療の場で本症に遭遇した場合にその診断に困惑させられることが少なくない。
頭頸部領域における大胸筋皮弁の二,三の応用
著者: 高橋正紘 , 山本信和 , 山本令子 , 東さ織 , 成田七美
ページ範囲:P.231 - P.235
I.はじめに
大胸筋皮弁は生着の優秀性ならびに遠隔部の再建に有利な点から頭頸都領域で広く用いられている。われわれも男性の下咽頭・頸部食道再建に大胸筋全部を用いる方法1)で満足すべぎ結果を得ている。遊離植皮大胸筋皮弁(skin-quiltedPMMC)2,3)は女性の頸部食道再建に有用であるほかいくつかの用途が考えられる。一力本皮弁のbulkyな特徴は頭頸部の大きな組織欠損の修復にきわめて好都合である。
今回はこれらの自験例を報告し,大胸筋皮弁の利用方法および使用に当たって注意すべぎ点を検討した。
頸部異所性胸腺の1例
著者: 井上美知子 , 井上都子 , 安部治彦
ページ範囲:P.247 - P.251
I.はじめに
幼児の頸部腫瘤を主訴とする疾患では鰓性嚢胞,甲状舌管嚢胞,嚢胞状リンパ管腫などの発生頻度が高いが,非常にまれなものとして胸腺組織が頸部に腫瘤を形成することがある。著者らは1歳2か月の女児に頸部腫瘤を認め手術の結果胸腺組織と判明した症例を経験したので,ここに報告する。
これまで頸部異所性胸腺が術前に診断された報告例は頸窩部に発生し胸腔内と連続していたものだけであり,本疾患は術前の診断が困難である。充実型の頸部異所件胸腺が術前に診断できれば摘出の必要はなく,胸腺機能は保存できる。この理由でどの程度まで他の頸部腫瘤との鑑別が可能であるかを検討した。
鏡下咡語
古本
著者: 飯沼壽孝
ページ範囲:P.238 - P.239
その定義は定かではないが,俗に言い慣らわす古本には二つの種類がある。別に医書,文芸書と限らず,最近出版されたもので,一般の書店の棚にまだ並んでいる間に古本屋に出廻る古本と,大分以前に出版されて古本屋以外からは手に入らない古本とである。前者は『白っぽい』本で準新本とでもいおうか,すぐに役立つ本で,もっぱら経費の節約のためである。後者は年代の幅が人間の文字文化の幅と一致するので.ピンからキリまであって博物館の飾り戸棚に収まるものから,何処かの医局の書棚に転がっているものまである。ここでは後者を古本として扱い,われわれのごとくに教養が浅く漢籍,ラテン語,古代語を解さない連中でもまあ何とか読める古本に限ろう。具体的にいえば文明開化以降の古本である。
私は知りたい
免疫複合体
著者: 鬼澤信 , 市村登寿
ページ範囲:P.241 - P.245
1.はじめに
生体における抗体の本来の役割は,外来性または非自己の抗原と特異的に結合し,それを中和し除去することである。この場合,抗原とそれに対する抗体との結合物,すなわち免疫複合体(im—mune complex, ICと略す)の形成は生体にとって有利に働く。しかし今世紀初頭Von Pirquet1)によって抗原と抗休の相互作用により血清病が発症するという仮説が立てられ,1950年代以降血清病の動物実験モデルによりICは生体内で組織障害を生じ,生体にとって不利な役割を担いうることが判明した。さらに近年ICは免疫系を調節する機能を有する可能性も検討されている.
臨床面からも生体に不利に働くICの側而が注目され,ICが血中および組織中に存在し,病因,病態に直接関与すると考えられる疾患が知られるようになってきた。臨床レベルでのICに関する業績は数多く積み上げられてきているが,実際のところ各IC検出法間でデータがバラツキを示し,その解釈がしばしば困難なこともあるために,その臨床的有用性に対する反省の声が出ている2,3)ことも事実である。ここで血中ICの検出法の原理とその限界に関する解説を中心にしてICについてまとめてみたい。
CPC
上顎洞原発の悪性線維性組織球腫
著者: 増田孝 , 小宮山荘太郎 , 中島格 , 上村卓也
ページ範囲:P.253 - P.256
今回われわれは上顎洞に原発した悪性線維性組織球踵(malignant fibrous histiocy—toma,以下MFHと略す)に対し,手術療法,化学療法,放射線療法,凍結療法を行ったが,頭蓋底,頭蓋内浸潤をきたし死亡した症例を経験し,その剖検を行いえたので報告する.
医療ガイドライン
身体障害者の診断書作成にあたって(とくに聴覚障害)
著者: 鳥山稔
ページ範囲:P.257 - P.263
I.はじめに
近年わが国は急激な高年齢者の増加で社会構造も変化し,そのために医療の内容も変化してきた。耳鼻咽喉科領域においても老人性・混合性難聴や,中枢・末梢性の前庭障害,麻癖性構音障害,失語症などの患者が急増し,外来を子供から老人へと変化させつつある。事実厚生省社会局更生課の集計でも全国身体障害者実態調査で,全障害者数では昭和55年に197万人であったのが,62年には241万人と1.2倍になり,部位別では視覚障害者は33万人から30万人へと減少したのに対し,耳鼻咽喉科関係は31万人から35万人へと増加してきた。一方前記のごとく聾学校の生徒数は昭和49年の15,000人が現在では9,000人と減少し,また今回の調査でも聴覚・言語系身体障害者のうち65歳以上の高年齢者の198,000人(55.4%)に対して,65歳以下が146,000人(44.6%)と人口構成から考えても耳鼻咽喉科領域の身体障害者は高年齢者に頻度が多い。
海外トピックス
国際シンポジウム「滲出性中耳炎」
著者: 茂木五郎
ページ範囲:P.265 - P.267
シンポジウムの沿革
本国際シンポジウムは米国オハイオ州立大学耳鼻咽喉科学教室耳科学研究室主任David J.Lim教授を中心に組織されスタートした。Lim教授については今日の耳鼻咽喉科医はわが国はもとより世界各国で誰一人知らない人はないほど高名で優れた耳科学研究者である。この国際シンポジウムを誕延生させ育ててきたことにより,それまで基礎的研究の対象としてはあまり関心が寄せられていなかった中耳を一躍research topicにもってぎた。このことは彼自身の数々の研究業績に匹敵するほどの耳科学研究に対する貢献といえる。
滲出性中耳炎はかなり古くから知られた疾患であるが,その原因や病態が確定されていないにもかかわらず本症に対する基礎的研究は必ずしも活発であったとはいえなかった.もちろんわが国では東北大学河本(前)教授,関西医科大学熊沢教授はいち早く本症に関心をいだき,精力的に研究をすすめられていたことは申すまでもないが,今日ほど広く行われるようになったのはここ10年ぼかりの聞である.米国では1960年代ワシントン大学Senturia教授(当時Ann Otol Rhinol Laryngo1のeditor)が本症の成因と病態について地道な研究を続けていた。ちなみに当時Senturia教授は滲出性中耳炎発症の引金は感染であると提唱した。だが多くの支持が得られず,依然当時の見解は耳管狭窄に基づく無菌性中耳炎とするのが主流であった.しかし免疫学,細菌学,生化学等当時とくらべ著しく進歩した技法を用いた昨今の研究成果の多くは,Scnturia教授の主張を裏づけるところとなっている。
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88巻1号(2016年1月発行)
特集 小児の中耳炎を究める
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特集 漢方薬を使いこなす
87巻12号(2015年11月発行)
特集 これだけは知っておこう—鼻出血への対応法
87巻11号(2015年10月発行)
特集 心へのアプローチ—心療耳鼻咽喉科外来
87巻10号(2015年9月発行)
特集 長引く咳を診る
87巻9号(2015年8月発行)
特集② 今また結核を見直す
87巻8号(2015年7月発行)
特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射