文献詳細
原著
文献概要
I.はじめに
1950年以前には死因順位の1位を占めていた結核も,SM,INH,RFPをはじめとする抗結核薬の開発や結核対策の推進,あるいは国民の生活水準の向Lなどに伴い,罹患率,死亡率ともに著しく減少してきている。
耳鼻咽喉科領域の結核症にも同様の傾向がみられている。したがって日常診療の場で本症に遭遇した場合にその診断に困惑させられることが少なくない。
1950年以前には死因順位の1位を占めていた結核も,SM,INH,RFPをはじめとする抗結核薬の開発や結核対策の推進,あるいは国民の生活水準の向Lなどに伴い,罹患率,死亡率ともに著しく減少してきている。
耳鼻咽喉科領域の結核症にも同様の傾向がみられている。したがって日常診療の場で本症に遭遇した場合にその診断に困惑させられることが少なくない。
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