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原著
頭頸部領域における大胸筋皮弁の二,三の応用
著者: 高橋正紘1 山本信和2 山本令子2 東さ織2 成田七美2
所属機関: 1横浜市立市民病院耳鼻咽喉科 2東京女子医科大学耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.231 - P.235
文献購入ページに移動大胸筋皮弁は生着の優秀性ならびに遠隔部の再建に有利な点から頭頸都領域で広く用いられている。われわれも男性の下咽頭・頸部食道再建に大胸筋全部を用いる方法1)で満足すべぎ結果を得ている。遊離植皮大胸筋皮弁(skin-quiltedPMMC)2,3)は女性の頸部食道再建に有用であるほかいくつかの用途が考えられる。一力本皮弁のbulkyな特徴は頭頸部の大きな組織欠損の修復にきわめて好都合である。
今回はこれらの自験例を報告し,大胸筋皮弁の利用方法および使用に当たって注意すべぎ点を検討した。
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